短期投資は戦術だ。
中期・長期とは違う考え方で行うべきだ。
短期的な戦術に従って、前提条件が変わる前に勝負をつける。
自分の資産を、長期間、相場にさらすリスクは侵さない。
短期投資は、さまざまな方法・考え方があって、人それぞれ工夫を凝らしています。
どれも素晴らしいし、とても参考になります。
でも、僕は僕。他人は他人。短期投資はそんなスタンスだと思います。
ここでは僕の考えていることをまとめます。
OODAループ
短期投資はOODAループで運用していくのが最適です
OODAループを回し、手法とメンタルを洗練させていきます。
取引単位での見直しを行うべきです。
OODA(ウーダ)とは、「観察」「判断」「決定」「実行」という4つのプロセスで構成された意思決定メソッドです。
柔軟、かつ迅速な意思決定を得意とする、アメリカ空軍由来のフレームワークです。
短期投資での実施すべきことを、OODAループの各プロセスごとにまとめていきます。
観察(Observe)
短期投資は、しっかりとした中期投資のPDCAサイクルのなかで制御すべきです。
まずは中期投資のPDCAサイクルを回しながら、短期投資を組み込んでいきましょう。
短期目線での銘柄選択はやめましょう。
定めたターゲットをしっかり観察します。
自分のメンタルをしっかりと保ち、チャンスを待ちます。
チャンスが来るまでは決して動いてはいけません。
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状況判断(Orient)
短期投資では、テクニカル分析とセンチメント分析が非常に重要となります。
週足以下の時間足のチャートを可能な限り観察しましょう。
また、相場のセンチメントがどのように推移しているか、しっかり観察しましょう。
自分のメンタルの状態で、冷静な判断が可能かどうか再度確認します。
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意思決定(Decide)
ターゲットが標的に入った場合、テクニカルの観点からボラティリティーを想定し、ロットを考えます。
ロットを大きくすると、損益も大きくなります。
取りうる手法も多様です。スイング型。
ロットを分散させて、OODAループを回す。トレンドフォロー型。
ロットを小さくして、大きなボラティリティーを狙う。イベントドリブン型。
実行(Act)
テクニカル分析は、勉強して損はない。
ただし、勉強してもうまくはならない。
しかし、メンタルのコントロールは自分しかできない。
ここは勉強すれば、かならずうまくなる。
瞬間で正しい判断はできない。
エントリーしたら、事前に決めたテクニカルでの上値と下値は絶対にぶらさず利益確定する。
もし、想定外の場合はあっさり手を引き、再度OODAループを回す。
そして、可能な限り短時間で、相場から資金を回収する。
まとめ
短期投資では、OODAループを回し、手法とメンタルを洗練させていきます。
もっとも勉強となる投資方法だと思います。
もし、あなたが若いなら、リスク許容度の範囲内で挑戦することで得られるものは多いと思います。
恐怖と欲望に支配されないために。
鋼のメンタルを練成するために。
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